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PTSDのセミナーを開催していただきありがとうございました。 福島は、原発事故の終息がみられず、被害の実態が明らかになるとともに、不安と閉塞感が広がってきているように思います。避難区域とされ、避難を余儀なくされた人々が仮設住宅へ移動しつつあります。住み慣れた地を追われ、狭い仮設住宅へ。仕事もなく暮らす日々。 言葉には言い尽くせない思いを抱え、心に深い傷を負っている人々がたくさんいます。地域で手を携え、心の痛みを理解し支え合うことが大切です。仮設住宅の中に孤独な人をつくらないことです。PTSDの知識を身につけ、心の痛みを分かち合うことだと思います。 今後とも良いアドバイスお願いいたします。 2011.7.27 6月28日、PTSDの講座を私たちシャロームスタッフに教えてくれるため、飛躍28の石川さんが来福した。 前回はタイからの支援物資や、子供たちのためのぬいぐるみを携えて、数日間の短い期間に南三陸町や仙台市、飯舘村と被災地に積極的に足を運び、すごい行動力の団体だとの印象だった。 石川さんと行動を共にしているジョシュさんというアメリカ人宣教師さんが、阪神大震災時にも支援活動に携わり、主に、心のケアであるPTSD〜被災者のトラウマを軽減するためのケア〜を行っている経験者ということで、今回の震災でもその必要性を強く感じていたようだ。岩手・宮城・福島の被災地もすでに時間が4ヶ月以上たちつつあり、物資面の支援もさることながら、そろそろ、精神面でのサポ-トが必要になってくる段階である。 シャロームでもサポート方針の切り替えの時期にさしかかっていたので、今回のPTSDの講座は的確なタイミングだったように思う。被災者の状況も様々であり、みんな心に傷を負っている。その人たちに少しでも寄り添うことが出来ればと思う。 佐々木宗隆 J保険サービス 震災から3ヶ月を過ぎた6月26日、ヘルプジャパン救援活動の講座で「PTSD」について学びました。 福島県 NPO法人シャローム会員 野内千賀子 生命の星」研究所 所長 (東京大学農学博士) 飛躍代表の石川陽子さんの招きで、南青山にあるウェスリーセンターで行われたPTSDセミナーに参加しました。学生時代、カウンセリングの講習会にも一度参加したことがあり、心に問題を抱えている人々をどのようにケアしたらよいかについて若い時から関心がありました。これは、自分の心の問題を解決するための一つの方法でもあるような気がしていたからでしょう。 相手の話を聞くことの重要性を理解していたつもりですが、セミナーに参加して、さらに震災を経験された人々には特別な心の傷があること、しかもその傷がすぐに現れるのではなく、3カ月を経たあたりから顕在化してくることなどを学びました。戦場の兵士たちが受ける心の傷のように、心の非常に深いところにしまいこまれた障害をどのようにして緩和してあげればよいのか、もちろんミネラルやビタミンの不足を補ったり、精神安定剤の処方も有効なことがありましょう、しかし、まず、心の底にたまっているトラウマの原因となっているその人の重い経験を聞いてあげること、その人が信頼して話すことができるような心の状態に自分をすることが大切であると学びました。 自分の考えや主義主張を人々に堂々と表現する能力が高く評価される時代ですが、一方で、自分を限りなく謙虚にして、その人のために、その人の心を受け止めてあげること、その人の発する言葉にじっと耳を傾けることの能力も同等かそれ以上に大切であると思います。PTSDについて学ぶことは、自分や自分の周りの人々への深い人間理解にもつながるでしょう。 開催:PTSDに関するトレーニング セミナー(無料) ストレス性トラウマ症候群(PTSD)
簡単、単純、わかりやすい、有益な情報です。 過去からの学びをご提供— 1995年の阪神淡路大地震、 主催:ヘルプジャパン2011 スピーカー
時間と場所 〒107-0062 東京都港区南青山6-10-11 要予約—各夜30名限定 |